Motorola Milestone - Motorola Froyo 2.2.1 [Latest Leak; 14 Jan 11 - Vivo Brasil] フリーズ問題(その2) − カメラアプリ

カメラのデータをSDカードに入れているとフリーズする問題ですが入れていても
フリーズしないデータもありました。カスタムROMのカメラで撮影したデータや
マーケットからダウンロードしたカメラアプリで撮影したデータは入っていても
問題がありませんでした。

「F6 Exif」というWindowsのツールで確認してみましたがGPS関係のデータに問題があるように
見えました。

関係しそうな設定の
「Location Tag」をOFFにするとフリーズしなくなりました。



「Location Tag」が有効だとカメラ画面の左下にGPSのマークと地名が表示されています。



「Setup」ボタンを押してメニューを表示して「Tag」ボタンを選択します。



「Auto Location Tag」を「OFF」にします。




カメラ画面の左下のGPSマークが消えます。



「Location Tag」をONにしていると何やらユーザーデータというものが埋め込まれています。



「Location Tag」をOFFにしているとユーザーデータは無くなります。
また、緯度、経度のデータが0になっていました。

※ちなみに、ユーザーデーターのタグを削除しただけではフリーズは治りませんでした。


ただし、この方法だとGPSデータが埋め込まれなくなり写真撮影した場所の
地名検索などが出来なくなります。
他のカメラアプリで撮影したデータならフリーズしないのでFroyoのカメラアプリを
入れてみました。

FroyoMOD2.3のデータから
/system/app/Camera.apk
を抜き出して、Milestone本体の/system/app に Camera.apk をコピーして動かしてみました。
(違うバージョンのものでも同じだと思います。)
MilestoneをUSBで接続してSDカードにこのCamera.apkをコピーした後にUSB接続を「Charge only」にして
下記の手順で本体にコピーしました。

C:\> adb shell
$ su
# mount -o remount,rw /dev/block/mtdblock6 /system
# cp /sdcard/Camera.apk /system/app/Camera.apk
# chmod 0644 /system/app/Camera.apk

コピーが終わったら再起動します。

こちらのCameraアプリではGPSデータ有効でもフリーズする事がありませんでした。

今までの写真データはExifデータを削除すればとりあえずフリーズしなくなります。
ExifEraserというWindowsアプリで指定したフォルダ以下のJPEGEXIFデータを削除する
ツールで一括削除して問題はなくなりました。