Windows XPで暗号化されたファイルを読み出す方法

暗号化されたファイルの格納されているファイルを含んでいた
HDDのWindows XPがクラッシュしてしまい、Windowsフォルダなどが
壊れてしまった場合の暗号化されたファイルのサルベージ方法

http://bkk555.exblog.jp/3684003/

に書かれていました。(一部、説明どおりでない部分がありました。)
C:\Documents and Settings\\Application Data\Microsoft
以下のフォルダが残っている事が条件です。
実際に下記の手順で復旧出来ました。
レジストリを修正したりするのでWindowsを新規にインストールして
復旧用のPCを準備してやってみました。

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[回復の手順]

(1)必要なファイルをバックアップする
・復旧したい暗号化されたファイル
・C:\Documents and Settings\\Application Data\Microsoft
   Crypto以下
   Protect以下
   systemcertificates以下
 この3つが無いと、暗号化ファイルの復活は出来ないそうです。
 念のためMicrosoft以下のファイルを全部バックアップしておきます。

(2)死んだXPと同じユーザを新しいXPに作る
 (1)で保存しておいたCrypto\RSA以下にS-1-5-21-1614892754-436345069-682003330-1003
 の様なディレクトリで、
  一番最後の1003が死んだXPでの死んだユーザID
  1614892754-436345069-682003330が死んだXPのマシンID
 これと同じユーザIDになるように新しいユーザアカウントを作ります。
 作ったアカウントのユーザIDを知るには、regedit.exeを起動して確認します。
 My Computer\HKEY_LOCAL_USER
 の下にログインしているユーザーのユーザーIDのKeyが表示されます。
 最後の数字が目的のIDになるまで繰り返し新しいユーザーを作成します。
 アカウントを作った後、新しいユーザで一度ログインしアカウントに必要なファイルと
 ディレクトリが作成されたら、一旦ログオフして違うアカウントでログインし直し
 (1)で退避しておいた
  C:\Documents and Settings\\Application Data\Microsoft
 以下をユーザーIDを一致させたの同じ場所にコピーします。

(3)死んだXPと同じマシンIDにする
 次にマシンIDを一致させる必要があります。
 NewSIDというツールでマシンIDを書き換えて
 再起動して昔のユーザーIDを割り当てたアカウントでログインすれば読み出せるはずです。